2014年03月27日

RGB CMYK


カラーモードの”RGB”と”CMYK”。イラストを描く時や画像加工をする際によく目にすると思います。
では、この2つにはどういった違いがあるのか、解説していきます!



RGB

・RGB
RGBは光の三原色である、Red:赤・Green:緑・Blue:青を混色して色を表現しています。
RGBは”加法混色”(色を足すと明るくなる)で光を使って混色するため、テレビやパソコンのモニターなどに使われます。
加法混色ではRGBすべての色を足すと白(R=255 G=255 B=255)になります。反対に黒は(R=0 G=0 B=0)で表現できます。

CMYK

・CMYK
CMYKは色料の三原色である、C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエローにK:ブラックを足した、四色を混色して色を表現しています。
CMYKは”減法混色”(色を足すと暗くなる)で、主に印刷物に使われる混色法です。
減法混色では理論上、CMYすべての色を足すと黒になりますが、実際みてみるとグレーっぽい黒なので引き締める為に、CMYKではK:ブラックを足しています。
なぜBk:ブラックではなく、K:ブラックなのかは諸説あるそうですが、”Key Plate:キープレートのK”説が有力だそうです。


・どっちを使えば良いのか?
簡単に言ってしまえば、モニターで見る場合はRGB、印刷する場合はCMYKを使えば良いのです!
理由はRBGの方がCMYKより表現できる色数が多く鮮やかで綺麗な色を使うことができるからです。
よく、「絵を印刷したら色がくすんだ」と言う方がいますが、それはRGBで作業したものを、CMYKで印刷したために起こってしまったんですね。
これを回避するには、カラーモードをCMYKにして、すこし彩度高めで印刷すると思った通りの色で印刷することができます。


・まとめ
印刷する予定があれば、カラーモードはCMYK。で、自分の表現したい色よりちょっと彩度高めにする。
印刷する予定がなければ、表現できる色数の多いRGBを使えば良いのです。


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